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2025-05-27
マンション1階は敬遠されがちですが、実際には多くのメリットもあり、売却の可能性は十分にあります。
適切な対策とメリットのアピールをおこなえば、売却は十分可能です。
この記事では、マンション1階の売却が難しい理由と、その売却のコツを分かりやすく解説します。
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マンションの1階部分は、他の階に比べて売却が難しいとされることが多いです。
これは、購入希望者の中で1階を避ける理由がいくつか存在するためです。
マンションの売却を成功させるためには、まず「1階が売れにくい理由」を理解しておきましょう。
まずは、マンションの1階が売却しにくい理由を5つのポイントで説明します。
マンションの魅力の一つは、セキュリティの充実です。
しかし、1階部分は高層階に比べて不審者が侵入しやすいため、セキュリティ面での不安があります。
とくに、洗濯物や室内が外部から見えやすく、プライバシーの確保が難しい点も敬遠される要因です。
これらの理由から、購入希望者が1階を避けることがあります。
マンションの魅力の一つとして、「日当たり」や「眺望の良さ」が挙げられます。
高層階では、周囲の建物に遮られることなく、開放的な景色や日当たりを楽しむことができますが、1階部分ではこれらが制限されることが多いです。
周囲に高い建物があれば、日当たりが悪くなり、部屋が暗く感じられることもあります。
また、1階では夜景や遠くの景色を楽しむことが難しく、日当たりや眺望を重視する購入者には避けられることが多いです。
1階部分は、外の音が直接届きやすく、騒音が気になることがあります。
とくに、道路に面したマンションでは、排気ガスやホコリが入りやすく、洗濯物に影響を与えることもあります。
高層階では、これらの音や排気ガスの影響が少ないため、1階は不利です。
このような環境が売却を難しくする要因となります。
マンションの1階は、災害時に浸水リスクが高くなることがあります。
とくに、川の近くや低地に建てられたマンションでは、洪水や水害の際に浸水する危険性があります。
ハザードマップを確認して問題がない立地であれば安心ですが、浸水リスクが高い場所にあるマンションは購入を避けられることが多いです。
災害時に備えて1階部分を避ける方が多いため、この点も売却を難しくする要因となります。
1階部分は、特に蚊やハエなどの害虫が侵入しやすい傾向にあります。
地面に近いため、虫が発生しやすく、窓から侵入する可能性が高いです。
高層階では、虫のリスクが少ないため、虫に敏感な方にとっては、1階部分を避ける理由となります。
ただし、1階でも新築や築浅のマンションで、周囲に自然環境(公園や川など)がない場合は、害虫のリスクが少ないこともあるでしょう。
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マンションの1階部分には、売れにくい理由がいくつかありますが、実は住んでいる方にとっては、多くのメリットもあります。
外からは分かりづらいことが多いため、売却活動において購入希望者にしっかりとアピールすることが重要です。
続いては、マンションの1階ならではの代表的なメリットを紹介します。
マンションの1階は、下の階に対して生活音を気にする必要がありません。
小さな子どもがいる家庭では、騒音トラブルを気にせず生活できます。
大人だけの生活でも、足音や椅子を引く音が気になることがありますが、1階ではその心配はありません。
1階は、外出や帰宅の際に移動距離が短く、非常に便利です。
重い荷物を持っている際や忘れ物を取りに戻る際も、1階なら手間がかかりません。
また、災害時には避難しやすいというメリットもありますが、状況によっては避難経路が混雑する場合があるため、事前の確認が重要です。
高層階は、避難が困難な場合があり、万が一の際には1階のほうが安全といえます。
分譲マンションの1階には、専用庭が付いていることがあります。
これにより、ガーデニングや家庭菜園、バーベキューなどが楽しめる点は大きなメリットです。
子どもがいる家庭では、専用庭を使ってプールを設置したり、遊ばせたりすることもできるため、大きな魅力となるでしょう。
1階の大きなメリットは、ベランダからの落下の心配がないことです。
小さな子どもがいる家庭では、ベランダからの転落を心配することがよくありますが、1階ではその心配がありません。
洗濯物を干している際でも、落下の危険を心配せずに済むため、より安心して暮らせます。
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マンションの1階部分を売却する際、メリットをしっかりアピールすることが重要です。
ターゲットを絞って、そのターゲットに向けたアピールをおこなうことで、価格を維持または向上させることができます。
1階物件の売却には、適切なターゲット層に対するアプローチが鍵となります。
1階のマンションには、特定のターゲット層が存在します。
これらの層に対して、メリットを強調することで、売却活動を有利に進めることが可能です。
主なターゲット層としては、以下のような世帯が考えられます。
小さい子どもがいる家庭
小さな子どもがいる家庭にとって、1階の物件は非常に魅力的です。
階下に音を気にせず子どもを遊ばせることができ、ベランダからの落下リスクがないため安心です。
また、専用庭があれば、子どもが滑り台やプールで遊ぶこともできます。
子育てにおいて、1階は自由度が高く、子どもを連れての移動も楽になります。
高齢の家庭
高齢者のいる家庭にも1階は適しています。
階段を上り下りせずに済み、特に災害時やエレベーターが止まった場合にもスムーズに避難できます。
足腰に不安がある方には、1階の便利さが大きなメリットです。
セキュリティを気にする家庭
セキュリティ面に不安がある場合でも、大人の男性が家にいる家庭には、1階物件が安心材料となります。
在宅勤務が増えた現在、男性が家にいる時間帯に安全性が確保できることは、購入決定の要因となります。
ガーデニングが趣味の人
1階の専用庭を利用してガーデニングを楽しみたい方には、非常に魅力的な物件です。
プランターを使ったベランダガーデニングとは異なり、広い庭で本格的なガーデニングや家庭菜園をおこなえるため、ガーデニング好きには最適です。
一戸建てが欲しいが手が出ない家庭
1階の専用庭付きマンションは、一戸建てに近い感覚を味わえるため、一戸建てに憧れるが手が届かない家庭にとって魅力的です。
これを上手にアピールすれば、購買意欲を高めることができます。
内覧時には、1階物件のメリットをしっかり伝えることが大切です。
しかし、過度な説明は見学者のリラックスを妨げるため、注意が必要です。
基本的には、内覧者に見守る程度に付き添い、必要なときにポイントを伝えましょう。
また、内覧時に売主が立ち会わない方が良い場合もあります。
立ち会わないことで、内覧希望者が遠慮せずに、ゆっくりと物件を見学でき、それが購入の決め手になることもあります。
ただし、立ち会わない場合でも、事前に不動産担当者に1階のメリットをしっかり伝えておくことが重要です。
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マンションの1階は、売却が難しいことが多いですが、理由としてセキュリティ不安や日当たり、騒音などが挙げられます。
しかし、ターゲット層に向けたメリットを強調すれば、売却を成功させることができます。
とくに、子育て中の家庭や高齢者、ガーデニング好きな方には1階の魅力が伝わりやすいです。
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